口臭の原因は大きく4つ!あなたの口臭の原因はどれ?
こちらの記事「自分の口臭を知る方法は?3つのセルフチェックで確認しよう」で、
- 口臭を簡単に確認する方法をご紹介しました。
口臭って自分ではわかりにくいから余計悩むんですよね。
それに自分の口臭を指摘してくれる人ってほとんどいませんよね。
- ○○さん口臭ひどいね。。なんて噂されてるんじゃないか?
って夜も眠れなくなったりしてませんか?
この記事では、口臭の原因をしっかりと突き止めます。
そして原因に応じた対策がとれるように準備をしましょう。
目次
①口臭の原因は口の中がほとんどって知ってましたか?

日本臨床歯周病学会によると、
口臭の原因の90パーセントは口の中にある
ということです。
2つの大きな原因をみてみましょう。
歯垢や歯石がたまって発生する口臭
自分ではきっちりと歯磨きしているつもりでも、
きれいに落としきれなかった「食べかす」が歯に付着していると、
↓
その食べかすを栄養として細菌が増殖してしまいます。
この細菌の塊を、
- 歯垢(しこう)
と呼びます。
歯垢をそのままにしていると、
↓
細菌は唾液中に含まれる「カルシウム」を吸着して、
↓
歯磨きでは取り除くのが難しい
- 歯石(しせき)
に変わります。
そしてこの歯石や歯垢は、
- 口臭、虫歯、歯周病の原因となります。
虫歯になると硫黄のような臭いがするようになり、強い口臭が発生します。
歯周病は
- 歯茎(はぐき)に歯石がたまることによって細菌感染して炎症をおこしている状態です。
歯周病がひどくなると歯茎にたまる膿によって、
- タマネギのようなにおい
- 腐った卵のようなにおい
- ドブのような強烈なにおい
がします。
歯周病は高齢者の病気のイメージがありますが、
小学生にもみられることがあり若年化しています。
歯垢や歯石をためないようにするには、
正しいブラッシングを毎食後に行う。
デンタルフロスや歯間ブラシで歯の間の食べかすを取り除く。
歯磨きの後にマウスウォッシュを使う。
歯医者に定期的に通って自分では取れない歯石をクリーニングしてもらう。
ということが効果的ですよ。
実際に使った感想をまとめましたので、よかったら読んでみてくださいね。
口臭の原因は舌を見るとわかる?

舌を鏡で見てみてください、どんな色をしていますか?
舌が少し白い場合は通常ですが、
- 舌が真っ白だったり、
- 舌が黄色い場合は
口臭がある可能性があります。
これは舌苔(ぜったい)といって、舌の表面にある白い苔です。
舌苔は、
- 口の中で新陳代謝によってはがれ落ちた皮や
- 口の中の細胞
- 食べかす
が舌にくっついたものです。
舌苔が増えると口臭の原因となります。
- 舌をガーゼでやさしくこすってクリーニングしたり、
- 舌専用のブラシを毎日使うことで
舌苔がきれいになります。
- 口臭が気になっていて、
- 舌が黄色い場合は
歯周病の可能性があるので、歯医者で相談してみましょう。
②口臭が強くなる食べ物をとり過ぎていない?

どんな食生活を送っているかによって口臭が強くなる場合がありますよ。
口臭が気になって、下記のものをよく摂取している場合は、
食べ物や飲み物が原因かもしれませんので控えてみましょう。
- コーヒー
コーヒーを飲むとコーヒーの粒子が舌にくっつき、
↓
コーヒーの粒子は口の中を酸性にするため、
↓
その結果、口内環境を整えるだ液の分泌量が少なくなります。
- にんにく
にんにくはアリシンという成分が強い臭いを発し、
↓
アリシンが血中をめぐって
↓
肺から吐く息が臭くなります。
- アルコール
アルコールをとり過ぎると、
↓
肝臓で分解される際に「アセトアルデヒド」という嫌な臭いの物質が発生します。
同時にアルコールは酢酸(さくさん)という酸っぱい臭いも発します
- アセトアルデヒド と
- 酸っぱにおい
が混ざり合ったものが血中をめぐって、肺から吐く息が臭くなります。
- タバコ
タバコには2つも口臭の原因があります。
- ニコチンは毛細血管を収縮して血液のめぐりを悪くし、
→その結果だ液の分泌量が減ります。
- タールはヤニのにおいがしますよね。
歯や口の中に残るだけではなくて、胃や内臓にもタールがくっつくので、
タバコを多く吸う人は常にヤニ臭くなってしまいます。
- 香辛料
臭いの強いスパイスをとると歯の間に臭いのする「食べかす」がはさまります。
また胃から臭いが上がってきて口臭の原因になったり、
血液中めぐって汗からにおいがすることもあります。
③口臭は便秘だとひどくなるって本当?内臓や病気からくる口臭の原因

内臓の調子と口臭は深い関連があります。
- 内臓の調子が悪かったり
- 病気
だと口臭が強くなることがあるので、不調のサインだと思ったら病院を受診しましょう。
- 食べ物が腐ったような臭い
- 口の中の病気
口内炎、歯槽膿漏など
- 鼻やのどの病気
ちくのう、鼻炎など
- 呼吸器系の病気
肺炎、気管支炎など
- 甘酸っぱい臭い
- 糖尿病
- 過激なダイエットや、
- 急激な糖質ダイエット
によっても、糖尿病のケースと似たような口臭が発生します。
体脂肪が分解されてエネルギーとなる際に「ケトン体」という物質が作られます。
このケトン体は甘酸っぱいツーンとしたにおいがして「ダイエット臭」という口臭の原因となります。
- 腐った卵のような臭い
- 胃腸系の不調や病気
- 便のような臭い
- 便秘が続いている時
- 腸内環境のバランスが悪い場合
- ドブやカビのようなにおい
- 肝臓の不調や病気
④だ液が少ないと口臭が発生する?
だ液って口臭を防いでくれる、すぐれものなんですよ!
なぜなら、
だ液には口内の細菌を洗浄してくれる働きがあり、
↓
だ液が多く出ていると、
↓
細菌の繁殖を防ぐことができて
↓
口臭の発生を抑えてくれる からです。
逆にだ液の分泌が少なくて口内が乾燥していると、
→細菌が増えて口臭が発生します。
また日中しゃべることが少なくて口内が乾燥している人は、
急に話しかけられた時に自分の口臭にドキッとしたことはありませんか?
口呼吸の方は、口の中が乾燥しがちになるので細菌が増えてしまいます。
- 口は閉じるように習慣づけ、
- 鼻呼吸を実践することで
唾液で潤った口の中になりますよ。
またストレスによってだ液の分泌量が減って、
→口臭が強くなる場合があります。
自分で簡単にだ液を分泌する方法はたくさんあります。
詳しい方法はこちらの記事をご覧くださいね。
関連記事>>>口臭の改善法7つを実践して、もう口臭で悩まない!
誰にでもある生理的口臭とは?
生理的口臭とは、
- 起床時口臭
朝起きた直後
- 飢餓口臭
空腹の時
- 緊張時口臭
緊張している時
に口臭が強くなることです。
これらの時は唾液の分泌が少なくなっているので、
→細菌が口の中で増殖してにおいが強くなり、誰にでも起こります。
また女性は
- 生理の前後や
- 妊娠している時など
ホルモンのバランスが変化している時に口臭が強くなったりします。
生理的口臭は顔を30センチ以内に近づけた時に気づく範囲で、普通の会話をしている状態では気づかれません。
またいつも口臭がしているわけではなくて、特定の状況の時のみの口臭です。
そして気にしすぎると、
- 心理的口臭
といって、口臭がしていなくても自分で「強いにおいがしている!」と思い込むことがあります。
口臭の原因のまとめ

今回は口臭の原因を大きく4つに分けてご紹介しました。
- 口の中の原因ー歯垢や歯石
舌苔 - 食生活が原因
- 体の不調や病気が原因
- だ液が少ないのが原因
そして誰にでもある生理的口臭に敏感になって
- 「自分はいつも強い口臭で周りに気づかれている」
という心理的な思い込みの口臭もあります。
改善策の1つとして、口臭サプリはとても効果的です。
簡単に始められるサプリをこちらの記事でご紹介していますので、参考にして下さいね。